公立高校入試始まりました。

　2月27日（月）、広島県の公立高校入試が始まりました。本人はもちろんですが、保護者の方もドキドキしながら祈っておられることでしょう。今年も広島市内中心部ベスト3の基町・舟入・国泰寺、近郊は北の安古市、東の海田を合わせたベスト5は今年も健在です。推薦入試がなくなった今年はどんな変化が起きたのか、ハプニングも期待されましたがどうなったのでしょう。普通科の競争率で見ていくと、基町高校は1.48→1.25、舟入1.32→1.52、国泰寺1.55→1.52、安古市0.87→1.03、海田1.31→1.15となっています。基町が少しはいりやすくなりました。といっても、80人は不合格です。舟入は逆に難しくなり、145人が不合格になります。国泰寺は藩校のプライド、安定した数字で125人が不合格になります。何故か昨年に続いてほぼ全員入学の安古市、不合格は10人のみ。海田は少し楽になりましたが、35人は不合格です。県内全体を見渡すと、呉の名門三津田の不調が止まりません。昨年が0.88倍、今年も0.88倍と全員入学が続いています。一昨年も1.0倍でしたから3年連続全員入学は名門校として不名誉な記録になってしまいました。備後の藩校・名門福山誠之館高校も、40年くらい前に行われた入試制度の官製改悪からいまだ立ち直りきれていませんが、備後地区の私立高校の不甲斐なさに救われています。なにはともあれ学科試験は今日と明日の二日間、最終日の「自己表現」も併せて受験生諸君の健闘を祈ります。春よ来い！！　〜♬お後がよろしいようで♬