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公立高校入試の特徴(上位3校を例に)

高校受験 公立高校入試の特徴(上位3校を例に)

 明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。今年も今日から開けていますので、奮ってご参集いただければ幸いです。

 さて、昨年地元「海田高校」を例に新しい入試制度の特徴をお話しましたところ、他の高校のことも教えてという声が届きましたので、かいつまんでお話しいたします。まず「基町高校」ですが、最初の合格者の3割ですが、調査書の傾斜配分により9教科オール5の受験生が断然有利です。5教科がオール5の受験生が当たり前の基町高校受験生の中で、副教科を2倍で評価するのは「流石です」としか言いようがありません。副教科を小馬鹿にするようなシミッタレは基町には要らないと宣言されています。残りの7割の合格者は調査書の傾斜配分はなく調査書上ではフラットに評価され、当日試験で一点のミスもないように頑張ってくださいという過酷な話です。【創造表現】コースは当たり前ですが「実技」の評価が合否を決めます。どちらのコースも偏差値が高く、中学の3年間を歯を食いしばった受験生にのみ桜が咲く公立高校です。新白島駅で乗降する高校生を見ていると(他校と比べた個人的な感想ですが)、中学時代の睡眠不足の影響か小柄 or 痩せ or ストレス太りした生徒が少し多い気がします。

 「舟入高校」の特徴は、当日入試の配分が英・数・国が2倍の評価になります。さらに【国際コミュニケーション】コースの受験者は面接があり、英会話の実力が試されます。英検で最低でも準2級に合格(ちゃんと英会話の学習ができている)しておかないと合格は難しくなるレベルです。新3年生の方は、英検2級を当たり前のように目指してください。

 「国泰寺高校」の特徴は、(最初の半分の合格者は)普通コースの当日試験で英・数の評価が2倍、【理数】コースでは理・数で2倍の評価がされますので、この2教科が苦手だと苦しいです(文系・理系人材のバランスは取れています)。残り半分の合格者は5教科フラットに評価されます。

 私の個人的な感想ですが、この上位3校までは5教科オール5の生徒が受験する学校です。更に基町は限りなく9教科オール5の生徒が受験する学校ということになります。逆説的ですがこのレベルにない受験生が合格すると高校の授業についていけず、苦しい大学受験になるという現実も知っておいてください。その場合は、高校ではひたすら基礎部分を学んで足腰を鍛えておいて(それで良しとする胆力)、浪人してから応用・発展問題を演習し直して一流(?)大学を目指すという二段構えの客観的な判断力が必要になります。〜♬新年早々、お後がよろしいようで♫〜。



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